まず私が野菜の宅配を始めようとしたきっかけは、マクロビオティックに興味を持ち、安全で力のある食材を取り入れたいという思いが強くなったからでした。
しかし、近所のスーパーではオーガニックや自然食品の取り扱いが少なく、なかなか思うように取り入れたい安全な食品を買うことができなかったので、野菜の宅配を始めてみようと思いました。
会社選びの基準は、コストパフォーマンスと品質、商品の豊富さでした。
らでぃっしゅぼーや、大地宅配(大地を守る会)、パルシステム、ビオ・マルシェを比較した結果、最も生鮮食品類に関してオーガニックや減農薬にこだわった商品の取り扱いが多く、基本調味料をはじめ嗜好品や魚、豆製品にわたるまでの品ぞろえが豊富であると感じたのが大地宅配(大地を守る会)でした。
また、季節によってこだわりの品を目玉としているのにも引かれました。
入会して初めの数回は「ベジタS」という野菜セットを頼んでみましたが、マクロビオティックと料理が趣味の私は「これが作りたいからこの野菜が必要だ」ということが多く、
自分の意志では選べない野菜セットは不向きであると感じました。そのため、必要な時に必要なものを宅配してもらう個別注文というスタイルに変更しました。
宅配を始めてからは、電車賃をかけてわざわざ都心の自然食品スーパーに足を運ぶ必要もなくなり、値段的にはそう変わらずに安全で確かな商品が手に入るので、大地宅配(大地を守る会)はとても素晴らしいサービスであるなと思いながら1年ほど続けていました。
⇒オーガニック食品って子供にいいの?こだわる必要ある?(子どもごはんの栄養ノート)

ところが、時代の流れが変わったのか、良いものを選ぶ消費者が増えてきたことによるためか、最寄りのスーパーに突如として有機野菜コーナーが出現し、そのコーナーは日に日に充実してきました。
しかも、大地宅配(大地を守る会)や値引きや割引のほとんどない都心の自然食品スーパーと比べると価格は8割ほどでした。
有機野菜コーナーが出来たスーパーは、私の通勤途中にあるスーパーなので買い物をする手間は不便ではありません。
自分で商品を手に取って選べて、しかも今までの8割の価格で購入できるのであれば、大地宅配(大地を守る会)よりもメリットは大きく、それをきっかけに宅配はやめてしまいました。
実際に大地宅配(大地を守る会)を利用してみて思ったのは、子供がいたり仕事が忙しくて買い物に出られなかったり、近所にこだわった野菜が売っていない場合には宅配サービスはとても好都合だと思います。
しかし、私のように特定の野菜が必要になったり、多少は時間的に余裕があり買い物も行ける立場にいる場合、実際に目で見て確かめて買うことができるという店舗販売のほうが魅力的に感じました。
野菜の宅配を始めるなら、個々の生活スタイルに合わせて考える必要があるかと思います。
1歳5か月女の子ママ



確かに最近は大手スーパーでも新鮮な野菜や有機野菜が売られるようになりました。買い物で済むのか、宅配してもらう必要があるのか、しっかりと考えて利用したいですね。